チワワが手足を噛んでいる、舐めている姿を見たことはありませんか?やめさせるにはどうしたらいいの?

愛犬が手足や爪をずっと舐めている、噛んでいる、という愛犬の行動をみたことがありませんか?
我が家もその行動があり肉球の間が腫れ、爪が変色するようなことがありました。
そこで今回は犬が手足を噛む、ずっと舐める行動の原因や対策について、ご紹介します。
その舐める、噛む行動にも必ず理由があります。
愛犬が手足を舐める、噛むことが癖になっている場合は、日常の生活で運動量が適切か、ごはんやお水を飲む回数や量は適切か、犬と一緒に遊びコミュニケーションが取れているか、お留守番が多くないか、環境の変化がなかったかを考えてみてください。

犬が手足を舐める、噛む原因

・癖になっている、退屈
・飼主が心配してくれるのが嬉しく
・爪が伸びている
・空腹、運動不足、緊張、不安
・欲求不満やストレスで手や足に八つ当たり
・かまいすぎ、嫌がっている
・爪や肉球、指、指間の炎症、アレルギー
(食事やシャンプーが合わない)
・ノミやダニの痒み手や足に付着した
・匂いや香りが気になる

ストレスが原因

犬はストレスが溜まると、足や尻尾など自分の体を噛む自傷行為を行います。
身近な物やおもちゃなどを噛んで壊す行為から始まり、それでも解消することができないと自分を傷つけたりします。
ストレスが溜まると飼い主に対しても攻撃することも。散歩時間や、犬の生活リズムなど見直してあげましょう。

病気が原因の場合

足に疾患や怪我があるため違和感を持ち、足を噛むこともあります。足先の皮膚の炎症や怪我をしていると、舐めたり噛んだりする行為を繰り返します。
皮膚疾患や怪我の場合は出来るだけ早く治療をすることが重要なので、動物病院へ連れていきましょう。
犬が手足や爪を舐めたり噛んだりする行為は、人間でいうと、子供が指しゃぶりをする、爪を噛む、指や耳たぶ、髪の毛を触るといった行動と似ていて、その行動が癖になっている状態かもしれません。
一概に「舐める・噛む=病気やケガ」てわけではありません。
この行動は直さなきゃいけないの?
と思う方がいるかもしれませんが
足を舐め続けることによって、口内の細菌と唾液が足先に付着し、そこから皮膚炎につながることもあるので直してあげなければなりません。

犬が足を舐める・噛む症状で考えられる病気

犬の指間炎
指と指の間に炎症が起きる病気です。
外傷や火傷、皮膚病、ストレスなどが原因で、肉球の間が赤く腫れ、痛みや痒みが現れます。
犬が気にして噛んだり舐めたりすると細菌が繁殖して化膿し、悪化する恐れがあります。
犬の関節炎
関節軟骨の炎症のため、関節に痛みが生じ、重症になると歩行障害が起きる病気です。
慢性的に関節が痛むため、動きたがらず足を引きずって歩くようになります。
加齢によるもの以外に、感染症や免疫性疾患が原因になることもあります。
肥満が症状を悪化させることもわかっているので、体重管理には十分に気をつけましょう。
犬の関節リウマチ
免疫機能の異常により、関節に炎症が起きる病気です。
関節の痛みやこわばり、腫れ、発熱や食欲低下が起こり、足を引きずって歩くようになります。
さらに、進行すると関節の変形や脱臼が現れ、歩行障害に陥ります。
犬の脊髄梗塞(線維軟骨塞栓症)
脊髄の血管に線維軟骨が詰まり、血流が急激に途絶えるため、脊髄障害を起こす病気です。
梗塞の起こった部位により、症状は異なりますが、完全麻痺や呼吸困難を起こすことも。
椎間板ヘルニアの症状とてもよく似ています。
犬の椎間板ヘルニア
背骨の中を走っている脊髄が圧迫され、首や腰に痛みが出たり、足が麻痺したりする病気です。
脊髄神経に障害が起きて足がもつれる、歩けない等、歩行に異常が見られます。
重症化すると、足が麻痺したり、排尿ができなくなったりします。
椎間板ヘルニアは発生する場所によって障害部位が違います。

犬の足を噛ませないための方法と対策

犬が足を噛む行為は、飼い主が気が付かないときも行われている可能性があります。目の届く場所にいればやめさせることもできますが、飼い主が寝ているときや出かけているときは見守ることができません。ここでは犬が足を噛まないようにするための対策法をご紹介します。
我が家の場合は病院に連れていきました。肉球が腫れて爪が変色してしまいました。病気でもなんでもなく、退屈=癖になってしまったようで舐めていました。
動物病院で塗り薬をもらったのですが、お薬を塗った15分程度は舐めさせないように!と言われたので退屈させないように、15分程度遊んでいました。
また、靴下をはかせたりもしました。舐めては、その場で注意する。
舐めるのをやめれば褒める!を繰り返していたらその行動は少なくなっていきました。
靴下を履かせる
犬に靴下を履かせることで噛むのを予防することができます。靴下はなれるまでは違和感があるため、気にして歩き方がおかしくなったり、歩かなくなることもありますが、最初は後ろ足や片足だけ履かせて徐々に慣らせばたいていの場合は自然と歩けるようになります。靴下を履かせることで足を噛めなくなりますので、一度試してみてもいいかもしれません。しかし、靴下を噛む行為を始めるようであれば誤飲の可能性も出てくるため注意しましょう。
ストレス解消
根本的原因を取り除くために犬のストレスを発散させてあげましょう。ストレス発散方法として適度な運動、マッサージなどが効果的です。歩行することに問題がなければ、いつもより散歩時間を多めに取ってみましょう。体を動かすことが難しいようであれば、いつもより愛犬と接する時間を長くとったり、マッサージやブラッシングなど愛犬が喜ぶことをしてあげましょう。



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